流産から立ち直るためにした2つの方法

流産

流産をしたのは、はじめての妊娠でした。
『なんで私なの?』『何がいけなかったの?』『私のせいだ』『もっと気をつけていれば…』と毎日自分を責めて悔やんだ日々でした。

 

傷が癒えるのは簡単ではない。忘れることもできない。でも、わたしは2つのきっかけでだんだん気持ちが落ち着き、前向きに考えられるようになりました。

流産の種類

流産とは22週より前に妊娠が終わることを言います。妊娠12週未満の流産が多く、流産の8割を占めます。

 

流産にはいくつかの種類があります。大きく分けて2つ、人工流産と自然流産です。
人工流産とは妊娠人工中絶のことを指し、自然流産とは自然に起きる流産のことを言うようです。
自然流産の症状は、稽留流産と進行流産に分かれます。

 

稽留流産とは胎児は死亡しているが、出血や腹痛などの症状がない場合です。自覚症状はなく、母体は妊娠継続していると思っています。

 

進行流産とは出血や腹痛が始まり、子宮内容物が外に出てきている場合です。完全流産と不全流産に分けられます。完全流産とは子宮内容物が完全に外に出てしまった状態をいいます。不全流産とは子宮内容物が一部しか外に出ておらず、子宮内に残っている状態をいいます。

 

稽留流産と不全流産の場合は子宮内容除去手術を行います。
稽留流産の場合は、状況によって自然排出されるのを待つ場合もあります。

稽留流産と診断されてから手術当日までの日々

妊娠検査薬で陽性が出た時の喜びは今でもはっきり覚えているくらい嬉しかったです。

 

しかし、流産かもと診断されたのは妊娠8週目でした。
妊娠周期よりも、胎児の大きさが2週間くらい小さいと先生から言われたのです。
遅くても妊娠10週目には心音の確認ができるとのことだったので、10週目までは様子を見ることになりました。

 

お腹の中で育っているかわからない状態が2週間続きました。
不安でたまらなかったですが、『元気に育ってるから大丈夫だ!』と自分に言い聞かせながら過ごしました。

 

妊娠10週目でもやはり成長しておらず、心音はもちろん袋の形もそら豆みたいな形になっていました。
妊娠週数通りに成長していない場合、赤ちゃんの袋が左右対称でなくなると、稽留流産の可能性が高いといわれ、先生から稽留流産だと判断されました。

 

成長していない小さな袋の赤ちゃんを手術で出すことになり、悲しい気持ちでいっぱいでした。
宣告から手術まで約10日ほどありました。

 

本当にもうダメなの?
本当は少しずつでも成長しているのではないか?
なんで私がこんな目に遭わないといけないの?…ずっと考えてしまってました。

 

そんな時、実母に
『赤ちゃんはあなたを選んで授かったんだよ。たとえこの世に産まれてこれないとしても、あなたのところに行きたいって神さまにお願いしてあなたのお腹に今いるんだよ。』
と言われました。

 

私は手術まで残された時間を大切に過ごそう。
そう決めました。
普通の妊婦さんと同じように、夫も私の身体を気遣ってくれて、泣きたい時や辛い時は話を聞いてくれました。

身体の回復、心の回復が立ち直るための近道

ついに、流産の処置手術を行いました。

 

手術後はとても落ち込みました。
もうお腹に赤ちゃんはいないんだと、現実を目の当たりすると、とても辛いです。

 

でも、辛かった時を乗り越えて今だからこそ同じ経験した方に言えることがあります。

 

それは、心と身体をゆっくり休めることがとても大切で、立ち直るための近道になります。自分自身を責めないでくださいね。
『あなたがずっと悲しんでいることを赤ちゃんが望んでいると思いますか?』

 

『流産はママになるための試練なんだよ。赤ちゃんも生まれてくるための試練なんだよ。ママも赤ちゃんも強くならなきゃこの世に生まれてこれないんだから強くなってごらん。そしたら赤ちゃんは必ずあなたに会いにくるよ。』

 

そんな言葉をかけられた事がきっかけで私なりに前を向こうと思うようになりました。
立ち直るために、というより強くなるために。

 

前に進むために乗り越えなければいけないなと思いました。
妊娠、流産、手術、全て初めてのことで夢のような時間でした。
思い出すと涙が出て、流産の原因は母体ではないのに自分が悪かったんだと責めてしまう。

 

夫が残念そうにしている姿を見た時は、とてつもなく辛かった。
子供好きの夫に妊娠したと伝えた時の嬉しそうな顔が忘れられなくて、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

 

そんないろんな感情が抑えきれなくて
泣きたい時に泣きたいだけ、思いっきり泣きました。

 

たくさん泣くと心の中にある感情も声に出てきます。
溜め込まず吐き出す、辛いことは吐き出すようにすると気持ちがだんだん落ち着いてきます。

 

もう一つは、気分転換に出かけること。

 

家にいるとどうしても考えてしまう、考える時間があると悩んでしまうので嫌でも外にお出掛けしたり、趣味に没頭するようにしてみてください。
安静期間が過ぎたら、積極的に身体を動かしてみてください。
特別に運動をしなくても公園にお散歩で十分いいです。
日光に当たることが身体の回復に繋がります。

 

そして、何か作業をしてる時、歩いている時、動いている時は集中しています。
その間は取り組んでいることに気が向いているため辛いことを考えなくなります。

 

悲しさ、辛さはずーっと考えてなくてもいいんですよ。

まとめ

流産、そして手術…初めは現実を受け入れられませんでした。
思い出しては泣いてばかりの日々、悔やんで辛くなったりしていました。
ここまで書けるようになったのも、つい最近。

 

流産を経験してから約3年。
読んでくれたあなたにも、必ず前を向ける日がきます。

 

少しでも気持ちが穏やかになれるように、気持ちの整理をしてみましょう。
そして、自分の感情のまま泣いたり話したりたくさんしてください。

 

現実を忘れるのではなく、受け入れて強くなってくださいね。
ママになるための一歩だと私は思っています。

 

こういう経験は誰しもできるわけではない、乗り越えられるからこそなんだと私は思います。
こういう経験は少ないに越したことはないですが、いろんな経験、思いをして授かった赤ちゃんは言葉に表せないほどとても可愛いです。

 

赤ちゃんはまたあなたのところにきっと戻ってきてくれるから、その日が少しでも早く来るように心と身体の準備をして待ちましょうね。

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