全前置胎盤で警告出血から入院までの私の実体験.1

前置胎盤

私が入院中に思ったことを書きとめた記録です。

毎日どんな感じで過ごしていたか、赤裸々にご紹介したいと思います。妊娠29w0d~36w6dの予定帝王切開手術前までの記録です。

警告出血から入院するまで

妊娠29w0dいつものように起床して日中はのんびり過ごしてました。

午前中は週末に買ってきたベビー用品に名前スタンプで名前を書いたり、部屋の片付けをしていました。
その日の家の中は風通しも悪く、蒸し暑くて汗だくになってました。

熱中症にならないようにと、水分補給をしながらゆっくり作業を進めてました。
ひと段落してお昼を食べて、午後はゆっくり休むことにしました。
寝室に行き、エアコンのきいた部屋で3時間ほどゆっくり寝ました

17時になり、トイレへ行って夕飯の支度開始!
その時は出血もなく、いつも通り。
17時半過ぎに夕飯を食べ、そして片付け。

なんだかいつもよりお腹張ってるような気がして、腰も痛いし、やたら暑くてだるいなっと思ってました。
夕ご飯の片付けの後は、夫の両親とテレビを見ていました。
夫は仕事の為、別室で作業をしてました。いつも食事が終わると自分たちの部屋へ行くのですが、その日はたまたま居間にいました。

 

夫も別室で仕事をしてるし、私も自分たちの部屋に行こうかと思ったけれど、
『たまには居間にいたら?』と夫に言われたので、義両親と居間でテレビを19時すぎまで見ていました。

1時間ほどテレビを見て座っていたので、座椅子に座ってるのも疲れたから部屋へ行くと言い部屋に行きました。
お腹も腰も張ってる感じがして疲れてしまったので、ベッドで横になって寝てしまいました。

20時過ぎに夫が部屋にきました。

目が覚めてゴロゴロしながら話をしてると、ベッドの敷きパットに血液が付いていたのです。

500円玉くらいの大きさの赤い血。
『え?どこからの血?』嫌な予感。
『まさか!』と思いつつ、パンツを見ると茶色くなった血液がたっぷりついていました。

頭が真っ白、手が震える、足もガタガタして本当に動けなくなりました。
そして、すぐに病院へ電話をしました。

29w0dで全前置胎盤ということ、出血量、出血した時間、聞かれたことを話しました。
すぐに病院に向かうつもりでいたが、当直の先生がオペ中で待機しててくれということで連絡待ちになりました。

とりあえず、パンツを履き変えて産褥パットを当て、横になる。
おそらく即入院になるだろうと思い、入院の荷物をまとめて欲しいとお願いし、夫は入院の準備をしてくれました。

連絡待ちだということを夫に伝えたら、またすぐに病院に電話してくれました。
待機と言われたけど、自宅から病院まで40分かかるし、待っていられないと言ってくれました。

夫が電話を切った後、病院からの折り返しの電話が5分後くらいに来ました。
オペ中の先生に確認をしてくれてすぐに病院に来るようにと言われました。

21時に家を出て病院へ向かいました。
21時30分に富士宮市立病院に到着、病院の救急外来へ着くと受付で書類に名前と住所を記入しました。

待合椅子で待っていると看護士さんがきて、その場で血圧と体温を測り婦人科外来の診察室へ歩いて向かいました。
途中にトイレに寄りました。もう出血は止まっただろうと思っていたら、また出血していた。真っ赤な血。

血が出ている感覚はなかったので余計に不安になり、赤ちゃんが元気なのか無事なのか、そのことで頭がいっぱいでした。

産婦人科外来の診察室へ行き、まずは当直の先生と会う。
オペのすぐ後だったのかバタバタした様子で、手術着のまま来てくれました。

いつもの担当医ではなかったので、カルテを確認し、今の状態や状況を話をして、まずは赤ちゃんが無事なのか確認するために経腹エコーを行いました。

胎動が感じられなくて減っていたので、不安だったけど赤ちゃんは無事。
赤ちゃんの大きさも測る。
そのあとに膣経エコー。出血は止まりつつあるらしくすこしホッとした。

確実に全前置胎盤だということをその先生から宣告され、膣洗浄と早産防止の薬を膣にいれてもらった。

エコーの後は、先生からの現在の身体の話。
これからの話を聞き、絶対歩いてはダメといわれたので車椅子で病棟へ移動することになりました。

先生の話では、
前置胎盤の中でも重度の全前置胎盤で確実に胎盤の位置は変わらない。
そして、全前置胎盤の中でも胎盤がおへそ側にべったり付いているということでした。

前置胎盤では後壁と前壁とあるらしく、前壁の方がさらにハイリスクになるらしい。
これから先どうしていくかという説明をしてくれた。

今回は全前置胎盤による警告出血ということで、出血してしまったから出産までは絶対安静。
次に大量出血した場合は、緊急帝王切開で赤ちゃんを取り出す。
その場合、赤ちゃんが助かるかはわからない。

出血はいつ起こるか予測はできないし、大量かもしれないし少量かもしれないし出血しないかもしれない。
でも警告出血した場合のほとんどは1週間以内に大量出血するリスクが高いと言われた。

恐怖と不安で時が止まった感じがしました。

前置胎盤の中でも1番リスクの高い全前置胎盤という診断。
いつもの担当医からの説明はなかったのか?』と当直の先生に聞かれたけれど、『もしかしたら胎盤が動くかもしれないから経過観察しましょう』と言われたということ、
助産師外来で助産師さんに『確実に胎盤は動かないから、とにかく安静にすること。遠出はしないこと。家でもトイレとご飯以外は寝たきりでいた方がいい。』と言われたと伝えたら、
当直の先生も『これは動くことはない、もし動いたとしても全前置胎盤は変わらない』と言われました。

車椅子で病棟の処置室へ行き、ナースステーションの隣にある分娩室へ寝かされて、すぐに血液採取と張り止めの点滴の開始しました。
お腹の張りの自覚症状はなかったが結構張ってたみたい。早産マーカーも陽性だった。切迫早産にもなってたみたい。

お腹の痛みはない。出血した時の血の出てきた感じも全く気づかなかった。
赤ちゃんが29週なので今産まれてしまうと、この病院では赤ちゃんの対応ができないとのことで赤ちゃんが対応可能な病院へ転院することになった。

静岡県立こども病院との提携があり、当直の先生が連絡をしてくれて、転院搬送の連絡待ちになった。
私は歩いてトイレにも行けないので尿に管を通しました。

入院になるかもと言って持って来た着替えの、前あきのパジャマに着替えさせてもらい、分娩台でしばらく安静にしていました。

人生初の尿管を挿入、痛いけど仕方ない。
赤ちゃんの心音を測るモニターがお腹につき、点滴もつき、身動きの取れない状態でした。

しばらくするとおしっこのような温かいものが股から流れてきました。
看護師さんに伝えると、もしかしたら破水してるかもと言われ頭が真っ白!パニック!

すぐに先生がきて確認してくれました。
破水かどうかを確認するチェッカーではほぼ陰性。

このまま生まれたら赤ちゃんが助からないし、破水したら手術だと思っていたので、頭が真っ白で何も考えられなかった。
破水してたら産むしかないけど、まだ29wなのに…

どうしようもできない状況にただ無言で固まるしかなかった。
急すぎて受け止められなかった。
本当に血の気が引いて震えた。

その日は、深夜1時まで待機してました。
病棟の個室にいくか、ナースステーション隣の陣痛室で過ごすか、すぐにこども病院へ搬送か、先生の判断待ちになりました。

その後、一晩は泊まることになり、陣痛室で寝ることになりました。
ベッドへ移動し、陣痛室へ運ばれました。

『転院は明日の日中の搬送になると思う』と決まりました。ゆっくり寝て休むように言われました。
夫は泊まれないので一度帰宅することになりました。

不安な夜、寝れない。眠いのに…疲れたのに寝れない。
怖い。
出血してるか、寝てる間に出血したらどうしよう。
気になって寝てられない。そんなことを考えたらいつの間にか寝てしまった。

妊娠29w1d

朝6時、看護師さんに起こされて起きると、血圧・体温を測りにきてくれて、朝食が出てきた。

とりあえず、少し起き上がって食べる。
出血しているかどうか看護師さんが確認をしてくれたが、昨日からは増えてはないみたい。

9時頃、先生からこども病院へ転院するとの説明を受ける。
救急車で行くことになり、11時にこども病院到着予定で出発するとのこと。

しばらくすると、こども病院の先生が、緊急オペのため時間変更になったと連絡がきた。
13時に到着へ変更。

夫は私の実家へ連絡してくれて、母と妹がこども病院へ向かってくれることになりました。

時間変更もあり、夫と義母さんが1度富士宮市立病院へきてくれました。
夫がいるとやっぱり安心する。

お昼を早飯して12時に富士宮市立病院を出発。
救急車で搬送されました。

静岡県立こども病院へ

13時にこども病院に到着。出迎えてくれた看護師さんが入院中の担当の看護師さんでした。

タンカーに乗ってて固定されているので顔が見えないけど、母と妹が来てくれていた。
不安そうな顔で震えた声で大丈夫?と言ってくれてた。

泣きそう。母の顔を見て少し安心した。
こども病院の周産期センターの病棟へ向かうと、すぐに診察がはじまりました。
膣経エコーと経腹エコーで丁寧に診察を見てくれました。

赤ちゃんは元気で週数よりも少し大きめ。29週で1500グラムあるみたい。

出血は止まりつつあるがまだ少し出てる。
点滴を新しく差し替え、膣洗浄と薬の処置も終わりました。
尿管はそのままなので動くと痛い。車椅子で部屋に運ばれました。

病室はMFICUでした。妊婦さん専用の集中治療室です。
部屋に入ってすぐにベッドに横になり、安静にしててねと言われました。

問診票を記入しました。私は寝ていたので夫に書いてもらいました。
入院にあたっての説明、入院手続きの書類等を夫ががサインしてくれていました。
しばらくすると、主治医の先生がきて、今の状況や今後の話、何かあったら緊急手術をするという説明を受ける。

そして、同意書の用紙を渡された。
先生はもし、何かあって緊急帝王切開をしたとしても赤ちゃんの命は助かります。と言ってくれました。
信頼できるし頼もしい先生で安心した。

でも、赤ちゃんの命は助かるけど、一般的な健康で元気な赤ちゃんかは保証はできないんじゃないかなと感じました。
安静度はベット上。トイレは排便のみ、看護師付き添いでないといけない。

食事はリクライニングで頭を起こして食べる。
上半身角度70度まで。起き上がるのはダメ。シャワーなし。歯ブラシもベッド上。清拭は寝たまま。着替えもできない。全て看護師さんがやってくれるとのこと。

尿管入ってるので毎日先生が訪問して、ベット上で洗浄と薬。絶対安静です。

私ができることは、
動かず寝てることが今できること!
全て看護師さんにやってもらう、甘えていい。

毎日、部屋の天井を見て過ごすことが今やるべきこと。赤ちゃんを最低32週までは必ず持たせることが第一の目標。
赤ちゃんのために自分が休む、甘える、無理しない。そんな思いで毎日過ごしました。

こども病院では約4週間の入院予定で、その後は転院前の病院に戻るという流れでした。

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